第9回神経変性疾患のための認知神経リハ勉強会に参加

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神経変性疾患のための認知神経リハビリテーション勉強会に
当スタッフの吉田、加藤、上田で参加してきました。

神経変性疾患は進行性の疾患が多いです。

今回は結ノ歩訪問看護ステーションでも疾患として多い
パーキンソン病の勉強会でした。

パーキンソン病
姿勢反射障害、筋固縮、動作緩慢・無動、静止時振戦
という症状などがあります。

  • 姿勢反射障害とは、バランスを崩した際にとっさにバランス保つための反応が出にくくなったり、歩行時にすくみ足といって歩き始めの際に一歩目の足が出せず、すくんでしまうという症状などがあります。
  • 筋固縮とは筋肉が固くなり動きにくくなります。
  • 動作緩慢・無動は動作が動きにくくなったり、表情が乏しくなったりします。
  • 静止時振戦は休んでいる時に手が震える症状を言います。

なかなかリハビリとしての治療も難しいですが
すくみ足体幹の側屈の方が劇的に良くなっている症例の提示もありました。

結ノ歩訪問看護ステーションでもパーキンソン病に対するアプローチは積極的に実施しておりますが

その際のヒントになる情報がたくさんありました。

難しい話しですが
やはり患者さんの運動イメージをいかにつくっていくかということが大切で
その運動イメージも動作を分析してもらうという方法で可能であるという
ことがわかりました。

これは治療に大変使える!

と思ったのが一番の収穫でした。

このように勉強会に参加するとたくさんの知見を頂くことができ
それを利用者さんに還元できることが何よりだと思います。

あとはそれをスッタフとの症例検討会で吟味して
課題を一つ一つ改善していけたらと考えております。

また、明日から臨床頑張るぞ!

加藤祐一(作業療法士)

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